お当

お当

お当(お頭)神事とは、三輪区内に居住する小学校4年生(10才)の男女児が、三輪神社の新しい氏子入りを願う三輪区挙げての伝統行事です。

前年の1月10日早朝に、ご神前でお当指名の奏告祭にあずかって後、むこう1年間お当の指名に適うように朝夕お参りし神前に額ずく。現在では、お参りは早朝の1週間に短縮され、さらにその1週間のはじめ・中日・終わりの3日間にお参りするようになった。

そして当年の1月9日早朝に参詣し、祈願祭にてお当渡しを受け、頭親宅(現在は三輪会館)にて祝膳につく。神前では一人一人が玉串を奉奠し次の事を約束します。

  1. 自分の名前がはっきり言えます
  2. お父さんお母さんの言い付けをハイと言って聞けます
  3. 自分で出来ることは努力してやります
  4. 常に健康に心がけ、元気で学校に行き、よく勉強や運動をします
  5. お互いの存在を認め合い、仲良く、困っている人や弱い者を助け、共に歩めるような人となるよう努めます